昨年2025年の後半辺りから、「なるべく日本製のモノに囲まれて生活する」という遊び?に勤しんでいます。別に国粋主義やナショナリズムに傾倒したわけではなく、「消費者のとして行動に一貫性を持たせたい」と考えた際に、基準として丁度良く感じたことがキッカケです。
およそ半年くらい続けてみると、今までと違った目でモノを見る目が養われたようで、今のところ面白く過ごすことができています。たとえばアパレルの分野では、いわゆる日本製の商品が全体の3%に過ぎないこと等は今まで全く知らなかった事実です。また、日本の食料自給率は40%弱と言われますが、たとえば(最近では何かと話題の)米のように、殆ど国産で賄えているものが存在する一方で、コーヒーやチョコレート(カカオ豆)、あるいはオリーブオイルやレモンのように、大部分を輸入に依存している食品が何か?ということも概ね頭に入ってきました。
そして日本ブランドにも少しずつ精通してきました。麒麟麦酒が富士御殿場蒸留所で作っているウイスキー「陸」や鎌倉シャツのワイシャツなどは以前から愛用していましたが、マスクからニット帽に至るまで、探せばあるものだと驚かされています。ちなみにこの間、特に掘り出し物だったのは「ラムダッシュ NLV5X-K」というパナソニックの島根工場で製造され、純国産を謳っているシェーバーです。島根県案来市の「ヤスキハガネ」を用いているそうで、やはり包丁などを含めた刃の生産となれば日本刀で培われた技術に繋がっていくのが面白いです。また、ここ10年単位であまりパッとした話を聞かなくなった「経営の神様」が産み落とした総合家電メーカーの雄も、こうして1つ視点を加えて見てみれば、やはり一部の製品・商品に関しては未だ独自のノウハウを持ち得ていることが窺い知れます。
国としても、当面は内需主導型の経済を志向していくと思われますし、「賢明なる消費者」てして引き続き世のトレンドに乗ってみようかと思います。その上で、やっぱり○○︎(品名)は□□︎(国名)だよね、というリスペクトを持てる舶来品に目を向けることで、個人としての消費活動の哲学は完成するものと予定しています。
ところで、これまでの経験から、世の中の長期的な大きな流れに関して、いわゆる意識・無意識より深いところで受け取っている情報を組み合せて、導かれた答えに従って行動することがあるようだと少しずつ自覚が芽生えてきています。それに照らすと、今回”遊び”と称しているマイブームに関しても、たとえば5年後や10年後になって振り返れば、合理的だったと思える結末が待っているかもしれないことは、頭の片隅に書き留めておきたいものです。ひとまず当面は工場や農作地といった一次情報との繋がりを醸成しつつ、向こう数年分くらいの食物に関しては、自力で育成・調達できるくらいには知見を蓄えていく心づもりで動きたいと思います。