最近、頭と体に良さそうな本を立て続けに読みました。
1冊目は『運動脳』。
ハードカバーで出された時から気になっていたものの、ちょっと高いな〜と躊躇していたところ、ようやく簡易版が発売されたのをキッカケに購入してみました。
著者は近年『スマホ脳』などで話題になったスウェーデンの精神科医です。スウェーデン、人口500万人のうち心療内科に90万人も通っているとのことで、なかなか壮絶な社会ですね…。
さて、この本のエッセンスは非常にシンプルでした。要は「30分以上の有酸素運動を週に2回以上やりましょう」という話です。
目新しかったのは、そうすることで(脳トレより)頭が良くなりますというのを豊富なデータや事例も交えて断言している点でしょう。
特に、これまで不可能と言われていた海馬の数を増やす効果を謳っています。
読んだことで目的が明確になりましたので、週3回40分以上のランニングを続けられるようになりました。
3週間以上継続したので、習慣化したと考えて差し支えないと思います。
コロナ前、運動の動機づけとしてトライアスロンでもやろうかと試したのですが、スイム・バイク・ランのうち最も結果に直結するバイクが課金ゲーに近いと感じて頓挫していました。以来、停滞していた有酸素運動熱が、この本のおかげで復活しました。
2冊目は『最高のパフォーマンスを引き出す自律神経の整え方』。
こちらは『運動脳』に比べるとマイナー本だと思いますが、実際に読んだ順に紹介しています。
実は著者のクリニック前を何度も通りかかったことがあって、ずっと密かに気になっていた一冊だったのですが、通勤ルートにあるBOOKOFFで掘り出し物を漁っている際に念願の購入に至りました。
この本を読んで再開できたのが「糖質制限」です。
こちらはまだ取り組んで1週間ほどですが、体重は早速1キロ減りました。加えて急激な眠気に襲われることによるパフォーマンスの凸凹が緩和した他、何より大きかったのは肌の調子が整いつつあることです。
実はここ2年くらい、皮膚科で診断が定まらない発疹に悩まされていて、原因は加齢かアルコールの過剰摂取だろうと見立てていました。
しかし、思えばコロナ禍に突入して食生活占める小麦や白米が占める割合が高くなった時期と、不調を自覚した時期が一致していました。
個人的に、酒量に制限を設けるより糖質量にをコントロールする方がずっと楽なので、これまた朗報です。パフォーマンス最大化への道は人それぞれ…。
ということで、n=1ではありますが、人体実験の経過報告でした。体質が近い誰かの役に立ちますように。。